世界にたった2頭しかいないキタシロサイ。
キタシロサイはアフリカに生息するシロサイの一種です。
今回は絶滅寸前のキタシロサイについて調べてみました。
この記事では
- キタシロサイは現在どこにいる?
- キタシロサイのオスは絶滅した?
- キタシロサイの寿命は?
- キタシロサイが絶滅しそうな理由は?
- キタシロサイの絶滅を防ぐ方法は?
についてまとめました。
目次
キタシロサイは現在どこにいる?
キタシロサイは現在ケニアの自然保護区にメスが2頭残っているだけです。
キタシロサイはアフリカに生息するシロサイの一種です。
密猟や環境破壊で野生のキタシロサイは絶滅しています。
キタシロサイのオスは絶滅した?
2018年3月20日にケニアのオルペジェタ動物保護区で、世界最後のキタシロサイのオス「スーダン」が病気により安楽死処分されました。
年齢は45歳だったそうです。
この日から世界にキタシロサイはスーダンの娘と孫になるメス2頭のみとなりました。
キタシロサイの寿命は?
野生のサイの寿命は35から40年です。
キタシロサイが絶滅しそうな理由は?
キタシロサイは、漢方薬や装飾品として角などが高値で取引され、密猟や環境破壊などで激減しました。
2000年代に野生のキタシロサイは絶滅し、現在はメスの2頭だけが残っているようです。
キタシロサイの絶滅を防ぐ方法は?
キタシロサイのオス「スーダン」が安楽死処分され、世界にはオスは絶滅してしまいましたが、保存されているオスの精子で体外受精を試みています。
ただ、メスの2頭も高齢や病気で妊娠出産は難しいようです。
iPS細胞を使った繁殖が計画されているようで、キタシロサイの皮膚からiPS細胞を作り、卵子や精子のもとになる細胞にすることができたという記事もありました。
受精卵を近縁種のミナミシロサイの子宮に移して出産させる方法もあるようなので、今後の情報にも注目していきたいと思います。
まとめ
この記事では
- キタシロサイは現在どこにいる?
- キタシロサイのオスは絶滅した?
- キタシロサイの寿命は?
- キタシロサイが絶滅しそうな理由は?
- キタシロサイの絶滅を防ぐ方法は?
について調査しました。
2022年12月時点では、キタシロサイは世界にメスの2頭だけ残っており、
ケニアの自然保護区に住んでいることが分かりました。
絶滅しないことを期待したいです。
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